谷田家にゃん日誌 vol.35 一息コラム① 腎臓用ごはんの話

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院院長の谷田美和子です。

 

またまた更新が滞っており、
楽しみにしていただいている方(いるのかな?)には申し訳ありません。


今回はうちの子の話とは少し違いますが、
「腎臓用ごはんの話」をしたいと思います。

え?ごはん???
と思われたかもしれませんが、
これがなかなか…種類も多いしどれがいいのかわからない!
という「困った!」を経験することがあります。

当院では、基本的に腎臓食が必要とわかったねこちゃんには
サンプルご飯をお渡しすることが多く、いくつか試してもらってから
一番よく食べてくれるものを使用していただいています。

 

以下が当院で主に扱っている商品です。
(製造業者様の許可を得ていませんので、社名は伏せさせていただいています。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すごくたくさんの種類があることがわかりますね。

・粒の大きさ
・粒の形
・匂いや味

など、猫ちゃんの食べやすさ好みはそれぞれなのでこれだけのバリエーションが展開されています。


ちなみに、我が家のくりさん最初はE社さんのご飯を食べていました(約3年)

ところが、急に「これじゃない!」と言い始め

現在いろいろなメーカー様のご飯を試しています…

…がどれもこれも、少し食べたら「う~ん、もういいかな~」と言われます。

これ、本当によくありますよね…

今までご飯の件で苦労して来なかったので、飼い主様のご苦労が身に染みております…

好き嫌いが多い猫ちゃん(グルメ?美食家?)の飼い主様、谷田も一緒に頑張ります。


動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子

谷田家にゃん日誌 vol.34 ~甲状腺の治療を始めたよ~

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院院長の谷田美和子です。

今年も祇園祭の山鉾巡行が新型コロナウイルス感染症の影響で取りやめとなり
少し寂しい夏になりました。

いよいよ梅雨が明け、本格的な夏の到来ですね。

 

 

 

←先日の東京2020の開会式

 じっと見つめています


さて、前回のにゃん日誌にて

 

新たに「甲状腺機能亢進症」が判明したくりさん。

この病気は何なの?治療はどうするの?というところですが、

病気のことは別のブログでお話させてもらいますね…

治療としては

①外科手術
 甲状腺が腫瘍化している場合に、摘出することでホルモンが出ることを防ぎます。

②内服
 チアマゾール(メルカゾール)というお薬を飲みます。
 ホルモン拮抗薬として、体内の甲状腺ホルモン濃度を下げます

③ご飯
 甲状腺用のご飯があります

の大きく3つがあり、どれかを使用(または組み合わせる)ことがほとんどです。

 

くりさんの場合15歳と高齢だったことと、慢性腎臓病もあったため

②の内服で治療を行うことにしました。

 

 

治療後1~2週間ほどで、よく鳴くという症状もおさまり、

体重も戻ってきてくれていました。

しかし、お薬の量は猫ちゃんの年齢や体調などでも変更が必要になります。

(詳しくは次々回のブログでご紹介します!)

 

同じ病気で治療している猫ちゃんは

定期チェックを受けて、お薬の量がねこちゃんの体調に合っているか見ていきましょうね。


動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子

谷田家にゃん日誌 vol.33 ~よく鳴くようになった⁉認知症?の話~

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院院長の谷田美和子です。

 

先月より行われていた、動物病院 京都(本院)の改装工事ですが、
皆様のご協力もあり、予定より早く終了することができました。
よろしければ、新しく生まれ変わった本院ものぞいてみてくださいね。

 

改装終了に伴い、7/8(木)より
ねこの病院は今まで同様、獣医師1名・看護師1名で診察を行っています。
ご予約が取りづらい状況が続き申し訳ございません。
急を要する症状の場合は一度ご連絡いただけると幸いです。


さて、前回はシニア期のねこちゃんの飼い主様へのお話でした。

今回も、シニア期のねこさんにあるあるの事ですので、

是非ご覧ください。

 

2019年7月

なんか最近よく鳴くな・・・

5月に引越ししたから、今になって落ち着かないのか・・・?

それとも年だから認知症か⁉(当時15歳)

と、またまた何やらやらかしているくりさん・・・

 

 

←「失礼な!」なにもやらかしていないですよ!

 と当時お気に入りの箱の中から…

 

 

そういえば、ちょっと痩せた気もするな…

また腎臓か?でもご飯よく食べて、吐いてもないしな…

ということで

2019年7月19日 受診

体重 3.64kg (2018年7月 3.96kg)

と、特にダイエットもしていないのに体重が減っていました。

そして血液検査の結果がこちら…(気になるところのみ抜粋)

 

 

 

 

 

みると、腎臓の数値は問題なく維持しています。

…しかし…

……そっちかぁ~。 と思った瞬間でした。

表の「T4」という値が高く、しかも機械の測定可能範囲を大幅に超えています…。

このT4という値は、甲状腺疾患を見つけるためのものです。

過去にも同じ項目の測定をしており、以下がその推移です。

 

 

 

約1年で基準値を大幅に超えている結果になっています。

くりさんは認知症ではなくシニア猫さんによくある

「甲状腺機能亢進症」

が原因で、上記の症状が出ていたのです。


中年齢以上(8歳以上)の猫ちゃんとお過ごしの方へ

・食欲旺盛なのに痩せてきた

・よく鳴くようになった

・怒りっぽくなった

等の症状は甲状腺機能亢進症の際によく見る症状です。
※上記以外にも、反対に食欲低下や下痢などもあります。

すこしでも気になった方は一度健康診断を受けてみてくださいね。

 

ちなみに、谷田家にゃんズは8歳を超えてくると半年~1年に1回

甲状腺なども含めて健康診断をするように心がけています。


動物病院 京都
ねこの病院
院長 谷田美和子

谷田家にゃん日誌 vol.32 ~自宅治療への切り替えと看取り~

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院 院長の谷田美和子です。

最近は梅雨明けか?と思わせるほどのお天気と暑さが続くことがありますね。
また、これからの時期は台風シーズンでもあります。
こういった荒れ模様のお天気の時期も、
ストレスなどから膀胱炎になるねこちゃんを多く見かけます。

 

いつもと違う様子があれば、ご相談ください。


前回の谷田家にゃん日誌vol.31で

肺に腫瘍が見つかり胸に水が溜まっていたみいさん。

検査の結果、肺腺癌が疑わしいという結果でした。

 

腫瘍が見つかった時に重要なのは(腫瘍に限らずかもしれませんが)

①ねこちゃんとどういう風に過ごしたいか

②検査や治療をどのようにしてあげるか

ということを、ご家族皆さんで話してもらうことだと思っています。

 

谷田家の場合

①なるべくお家で過ごさせてあげたい
 痛みなどの苦痛は取ってあげたい
 できるだけ楽に過ごさせてあげたい

②積極的な検査(この時CT検査が候補でした)は望まない
 外科手術や抗がん剤も望まない
 対症療法(痛みをとる)などはしたい

という形でした。

 

そのため、なるべく家族と一緒にいられる時間を作ることを目標に

以下の治療に切り替えることにしました。

①自宅への酸素室設置
 酸素室をレンタルしてくださるところが数社あります。

②自宅点滴
  水分補給・栄養補給などを目的に

③好きなものを食べてもらう!! ←地味ですが、一番大切だと思っています!

 

←酸素室(自宅)の中での様子

実の子(ちびさん)のことが大好きだったので

一緒に酸素室に入っていました。

いつも通り、ちびさんの上に乗ってご満悦です。

 

 

そして

この写真を撮った5日後の夜中

家族にだっこされながらゆっくりと穏やかな顔で虹の橋を渡りました。

ちょうど私もお休みだったので1日中一緒に過ごすことができました。
(わかってたのかな・・・?)

 

正直なところ、具合が悪くなった当初は

「なんでもっと早く見つけてあげられなかったのか」とすごく後悔しました。

今もそれが消えたわけではありませんが、

最期の2週間、一緒に過ごした時間は私にとっても穏やかなものでした。

その時間があったからこそ、家族とみぃさんの話を笑顔でできると思っています。


このように、

腫瘍を含めて重篤な病気を抱えていたり、シニアねこちゃんとご生活されている方には

看取りの問題は避けて通れないものです。

それと同時に「これが正解」というものがない問題でもあります。

何が良いかは、ねこちゃんとそのご家族によって様々です。

つらいことかもしれませんが、少しご家族で話し合いをしてもらったり

「こんな風に思っているんだけど、どうしてあげるのがいい?」と

私たち病院のスタッフにご相談いただくこともよいかもしれません。

 

少しでもご家族の不安を解消し、ねこちゃんがなるべくしんどくないように

そして、しばらくしたら「こんなこともあったよね~」と少し笑顔で話せるような

そんなお手伝いが出来たらと思っています


動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子

谷田家にゃん日誌 vol.31 ~ただの咳かと思いきや~

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院院長の谷田美和子です。

6月中旬より、本院の改装に伴いねこの病院が獣医師2名体制での診察になっています。
いつもより待合が混雑するなどご迷惑をおかけしています。
改装工事が7/7(水)に終了の目処が立ちました。
7/8(木)~は今までのように獣医師1名体制での診察になりますのでよろしくお願いします。

 

さて、谷田実家で生活している三婆(さんばば)ちゃんのうちの1匹
「ちび」さんも先日、無事に17歳を迎えました。
元々体も小さく、心臓病も抱えているのでここまで長生きしてくれて感謝です。

 

 

 

 

 

 

今回は、このちびさんのお母さん「みぃさん」の話。
虹の橋を渡って今はいないのですが、少しお付き合いいただけると幸いです。


【プロフィール】
名前:みぃ
年齢:不詳
   ちびさんのお母さんなのでちびさんの1~2歳上?
性格:歴代のにゃんズの中で一番ねこっぽい
   谷田のことは嫌い(だったな…)

 

 

 

 

 

2018年の夏の健康診断も無事に終わり、いつものようにまったりと過ごしていましたが

同年秋くらいから咳が気になるようになりました。

家庭の事情ですぐに受診ができなかったのですが

 

2018年12月25日 

数日前からご飯をあまり食べないのでさすがに母に受診をお願いしました。

血液検査、レントゲン検査など院内でできる検査を実施。

・・・・・・すると

 

              

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに正常の胸のレントゲンはコチラです↓

 

 

 

 

 

 

 

上段のみぃさんのレントゲンがとても白いことがお分かりいただけますか?

実はこれ、胸の中に胸水という水が溜まっているからなのです。

胸水が溜まっていると、肺がうまく膨らめないので呼吸がしんどくなります。

まずは
①酸素化
 大気(私たちが吸っている空気)だと、酸素不足でしんどくなるため
 酸素室を使用します

②胸水抜去
  胸に水が溜まっていると、肺が膨らめないのでよりしんどくなります
  胸水を抜くことで肺が膨らむスペースを確保します
  また、抜いた胸水を検査することで、どうして水がたまったの?ということがわかることがあります

を実施しました。

 

その結果、みぃさんの胸水は肺の腫瘍が原因で出ている可能性が高いとわかりました。

こういった胸水を「癌性胸水」というのですが、

正直、予後はとても悪いことが多いです。

 

さて、みぃさんも胸水を抜いたことで少しは楽になってくれましたが

ここからが本題です。

「予後が悪い」ということはいつ「最期の時」を迎えるかわからないということでもありました。

次回ではいずれ訪れる『看取り』の話に触れたいと思います。


※「呼吸が悪い」で来院される方へ
 この時、うちの子は検査や処置を頑張ってくれて終了することができましたが

 「少し動くだけで息が止まりそう」

 「検査で体勢を変えるのが負担」

 「治療のために抱っこするだけでも危険」

 という子もいます。
 (実際にその子にとって負担になれば心停止・呼吸停止につなるケースもあります)

 

 こういった重症の場合、獣医師が検査やすべての治療が困難と判断することがあります。

 ねこちゃんの状態をお伝えしたうえで、検査やできる治療・リスクなどをご説明させていただくようにいたしますが、

 飼い主様の中には「適切に検査や治療をされなかった」と感じる方もいらっしゃるかと思います。

 私たちもできる限りのことをしたいと思いますが、あまりにも危険が伴う場合は

 ねこちゃんのことを考え、やむおえず回避していることがあると少しでも感じていただけると幸いです。


動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子

谷田家にゃん日誌 vol.30 ~腎臓病 急性期から慢性期へ~

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院院長の谷田美和子です。

先日(6/6)にくりさんが17歳の誕生日を迎えました!!
人の年齢に直すと84歳くらいです。

お誕生日の様子↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

誕生日プレゼントとして、いつものご飯(療法食)じゃないものをあげました。
嬉しすぎて、食べる勢いがすごかった…(一気食いして吐かないか心配でした。)
そしてその後、療法食イヤイヤ期が少しありました…やってしまった…


さて、前回のにゃん日誌ブログで3日間の治療で
効果が確認されたくりさん

問題はこの後
ずっと入院しているわけにもいかないので…
①どのように通院に切り替えるか
②通院にした後どのような治療が必要になるか
を考えなければいけません

 

くりさんの場合
①どのように通院に切り替えるか
 静脈点滴から皮下点滴に切り替え、腎数値の再上昇がないかを確認
 問題なければ通院に切り替える
 という方法をとりました

 

②通院にした後、どのような治療が必要になるのか
 以下の治療を継続することにしました。

 ◆療法食
   様々なメーカーさんから、多種多様な腎臓用ご飯が販売されています。
   よく食べてくれたものを使用することにしました。

 ◆投薬
  ・ラプロス:腎臓の繊維化を抑える目的
  ・ウロアクトプラス:尿路感染予防目的

 ◆皮下点滴(自宅)
  くりさんの場合、片方の腎臓が萎縮しているので
  いつ何時また悪くなるとも限りません
  そこで自宅で皮下点滴を行うことにしました

 ◆定期チェック
  体調が落ち着いていても以下の項目を3~6か月毎にチェック
  ・血液検査
  ・尿検査
  ・腎臓、膀胱エコー

上記の治療は、入院事件から3年経った今も続いています。
それぞれの詳しい内容はまた別のコラムで扱わせていただければと思います。
(書くことがいっぱいで追いつきませんね…申し訳ありません。)


このように、急性腎障害を脱しても
慢性腎臓病へ移行している(または進行していく)ことも十分に考えられます。

その場合は、ご家庭でできることを中心に
できる限りのケアをしてあげることで、腎臓への負担を軽減し
少しでもラクに元気に過ごせる時間を作ってあげることができると思っています。

 

「うちでできるのは投薬まで」
「投薬はできないけどご飯や点滴は頑張れる」
など、ねこちゃんによって治療法はさまざまです。
うちの子はどの治療ができるだろう?ということもお話させていただきますので
お気軽にご相談ください。

動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子

谷田家にゃん日誌 vol.29 ~急性腎障害のその後~

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院院長の谷田美和子です。

早くも6月になりました。
6月下旬からは、動物病院 京都(本院)にて院内改装が行われる予定です。
本院改装期間中、ねこの病院の診察時間が変更となります。
詳細はコチラ↓↓↓
6月の診療案内 | 動物病院 京都 ねこの病院 (neko-kyoto.jp)

 

ご確認の上、ご来院ください。

さて、前回のにゃん日誌で急性腎障害と診断したくりさん。
この後どうなったのでしょうか?


入院治療を選択した谷田。

治療内容は
・静脈点滴
・抗生剤の投与(尿路感染がありました)
・吐き気止め

上記治療で3日くらいしてから再度腎数値の確認を行うことにしました。

 

治療開始して翌日(だったかその夜だったか)

看護師さん「先生、ご飯よく食べてますよ!」

との報告を受けました。

たぶん大丈夫やな!と思った瞬間でした。

 

←入院中のくりさん

 入院翌日にはスリスリと機嫌でした

 

 

 

 

 

それほど、ご飯を自分で食べてくれるというのはスゴイことなのです。

特にねこちゃんは入院中に入院ストレスからご飯を食べなくなることも珍しくありません。

幸い、谷田家のにゃんズは神経が図太いのでみんな病院でもご飯をたべるのですが、

「食べる=良い傾向、食べない=まだ具合が悪い」

という指標だったのです。

 

そして運命の3日後… 結果はこちら

 

 

 

 

 

良くなっています!

ひとまず、安堵しました。

その後の治療から通院までの足取りは次回に…


何度経験しても、我が家の子の治療となると緊張と不安があります。

どうしても、獣医師としてよりも飼い主としての気持ちが勝ってしまうのです・・・。

いつも来院していただいている皆さんも同じ気持ちですよね。

そんな不安に少しでも寄り添えるように治療ができれば幸いです。

 

動物病院 京都
ねこの病院 院長谷田美和子

 

谷田家にゃん日誌 vol.28 ~それは突然やってくる?腎臓のお話~

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院 院長の谷田美和子です。

例年の梅雨と違い、気温が高くないので
じっとり感は少ないかなと思いながら過ごしています。

先日、思いのほか梅雨入りが早く、
洗濯できていない炬燵布団の間に挟まっていたくりさんです。
↓↓↓

やる気ないね・・・

 

 

 

 

さて、長らく滞っておりました
「谷田家にゃん日誌」ですが今回の登場人物はこのくりさんが主人公です。


2018年1月11日 夜  谷田、病院から帰宅後

母「くりちゃん、なんか元気なくて何回も吐いてるしご飯も食べへんねん」

谷田「吐くことはよくあるけど、ご飯食べへんの変やな・・・

   最近、また痩せてきてるしな・・・」

 

ゲッコ、ゲッコ・・・

谷田「明日、病院連れて行こう」

~~~~~翌日~~~~~

・血液検査 腎数値が上がっている⁉

 

 

 

 

・腹部超音波検査 左の腎臓が萎縮している⁉

 

 

 

 

 

 

右腎:約3cm

 

 

 

 

 

 

左腎:約1cm

 

急性腎障害と仮診断。

(腎臓の萎縮については慢性経過だろうな…と思っていましたが)

治療をすべく、急遽入院することになりました…


【来院のポイント】
・突然の元気低下
・突然の食欲不振 
・嘔吐(回数) 
・痩せてきている

をみて、谷田は受診を決めました。
もし、皆さまのねこちゃんでも同じような症状がある場合、
ご相談いただけると幸いです。

 

次回は、このお話の続きです。
はたして、くりさんはよくなってくれるのでしょうか…?

動物病院 京都
ねこの病院 院長 谷田美和子

異物注意報!!! 紐、糸、ねずみのおもちゃ・・・

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院 院長の谷田美和子です。

今年は早くも梅雨入りが発表されましたね。
じめじめした時期は人間にとってもねこちゃんにとっても
つらいものです…

ムシムシするようになってから
我が家のくりおばあちゃんは廊下に落ちていることが多くなりました
↓↓

なに、その顔…

 

 

 


さて、今回は皆様に注意報を発令させていただきます!

というのも、この1か月

ねこの病院および、本院で診察させていただいた患者様で

「異物摂取」が多かったのです。

 

このような症状が出ているねこちゃんは早めに受診してください。

①急に嘔吐するようになった

②急に食欲がなくなった

③急に元気がなくなった

④まだ若い(5歳くらいまで)

⑤何かを食べてしまう癖があるor食べたのを見た

 

異物摂取による一番怖い状態は
「腸閉塞」
です。

こうなると、手術で詰まっている物をとりだすほかありません。
腸の細胞が傷んでしまっていることもあり、最悪の場合命を落としかねません。

 

「異物摂取」
は、飼い主様の気づきや注意一つで防げることも多いものです。
今一度、皆さまのご生活環境やねこちゃんの身の回りをご確認いただき
危ないものは手(口?)の届かない収納していただくようにお願い申し上げます。


動物病院 京都
ねこの病院 院長谷田美和子

谷田家にゃん日誌 vol.27 ~女の子のねこちゃんへ~

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院院長 谷田美和子です。

 

今週末からGW期間に入ります。
ねこの病院も休診日がありますので、皆様HPにてご確認くださいね。
GW期間(4/29~5/5)の診療案内 | 動物病院 京都 ねこの病院 (neko-kyoto.jp)

 


今回は避妊手術を受けていないねこちゃんの飼い主様に呼んでいただきたい内容です。

谷田が動物病院 京都グループに入ってから思ったこと、

それは……

「生殖器疾患めちゃめちゃ多いやん!」

です。
(ここでは生殖器疾患とは卵巣や子宮の病気を指します)

当時はわんちゃんの診察も行っていたので、割とこのあたりの疾患が頻発。

 

……?何をそんなにびっくりしているの?

というところですが、2015年当時 谷田家の女の子(ねこちゃん2匹、わんちゃん2匹)が

避妊手術をしていなかったのです……

そして事件は立て続けに起こります…

 

〈ちびさん〉
何か元気がない、食欲がない、お腹張っている気がする…
ということでエコー見てもらうと子宮に水が溜まっていました…
2016年5月25日 避妊手術

〈くりさん〉
発情期がやたらと長い、痩せてきた
※通常数日~1週間ほど鳴いく、1週間ほど静かというサイクルを
 2~3回繰り返すだけだったのが、数カ月にわたって鳴いている
2016年7月14日 避妊手術→結果子宮水腫

 

わんちゃん達も2016年に立て続けに手術をしました。
谷田がどれくらい怖がっていたのかお分かりいただけると幸いです。


と、いうわけで

避妊手術をしていないねこちゃんは、

中高齢になってから生殖器疾患(子宮や卵巣の病気)が増えてきます。

最悪の場合、子宮の中に膿(細菌感染)が溜まってしまい、

細菌に体が負けて命を落としてしまうケースもあります。

「避妊手術をする機会を逃したわ」という方も、今一度避妊手術のことを検討いただけると

嬉しいです。

 

 

動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子

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