あくびはかわいいだけじゃない

こんにちは、京都市上京区の動物病院 京都 ねこの病院 看護師の井上智映子です。
   

突然ですが、ねこの病院の待合室にはねこさんのシルエットがあちこちにあります(^^*)
傘立てや時計はもちろんですが、コンセントの上に乗っていたり
ガラスを覗いたりな、遊び心が詰まっています。

もしお時間あるときは是非探してみてください。

 

今回はまいちゃんのあくびの瞬間を撮ろうと試みましたが、
あくびが終わった何とも言えない表情が撮れてしまいました…(これはこれでかわいいのですが)

(ギロリ)

動物さんのあくびをしているところってかわいいですよね(^^*)
どんな動物さんでもあくびをしているときはかわいい表情を目撃できるチャンス!
…だけじゃないんです!
じつはあくびも病気の発見を手助けしてくれるしぐさの一つでもあります。

 

あくびをしている時は、お口が大きく開くので、お口の中の様子がとても見えやすくなります。
口が開く時間が一瞬なのが少し惜しいところですが、
その時に

・口の中や歯茎、舌が赤くなったり、出血している部分はないか
・歯の様子はきれいか
・あくびすることを痛がったり、口をくちゃくちゃしていないか

など、いつもと違う様子を感じたり、気になる行動が見られないか是非チェックしてみてください。

 

我が家で飼っているジャンガリアンハムスター、名は社長と言います。
社長も顏を出してくれた時によくあくびをしてくれるのですが、
その時に歯が伸びすぎていないか、お口の中はきれいな色をしているかちらっと覗くようにしています。

日々のふれあいで口が触られることに慣れている子は、簡単かもしれませんが
お口をなかなか触らせてくれない子は、あくびをしたときにお口の中をちょっと覗いてみてください。

 

気になるところが出てきても、こんな些細なことで病院に行って大丈夫かしら…なんて思わなくても大丈夫です。
病気じゃなかった、恥ずかしい…ではなくて、それがその子の状態の「基準」になります。
今後気になる症状が出たときに、それをもとにして「今後の比較」ができるようになります。

何もなかった、で終わってしまうかと思いきや、それが今度活きることもあるのです(*^ワ^*)ノ

今日からできるあくび覗き、是非やってみてください。

ねこの病院HP↓↓
http://www.neko-kyoto.jp

動物病院 京都 本院HP↓↓
http://http://www.animal-kyoto.jp/

動物病院 京都
動物病院 京都 ねこの病院
動物看護師 井上智映子

猫ちゃんのおしっこトラブルについて

こんにちは。京都市 北区にある動物病院 京都および京都市上京区 ねこの病院 獣医師 尾関 康江です。

ねこの病院に勤務するようになってから、自転車で本院との往復を移動をしておりますが、風がとても冷たく冬の寒さをまじまじと感じています。私自身は寒さに弱く、お家に帰ったら とりあえずハロゲンヒーターの前でじーっと動けずに時間が過ぎてしまうことがあります。

さて、 今回は、そんな寒い時期に多い猫ちゃんのおしっこトラブルについてお話したいと思います。
猫はもともとあまりお水を飲みません。それは祖先が砂漠で生活をしていたことと関係があるようで、少ないお水でも生活できるように身体ができています。

飲水量が少ないことで問題となるおしっこトラブルの1つに、膀胱炎や尿道閉塞(結晶・結石が尿道につまっておしっこが出にくくなる状態)があります。
問題が起きた時に飲水量が増える病気としては、主に慢性腎臓病、甲状腺機能亢進症、糖尿病などが挙げられます。

お水をあまり飲まないことでおしっこは濃くなります。その濃いおしっこ中では、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルが結晶化し結石となってしまいます。できた結石が膀胱ではなく、尿道に流れてしまうと、そこでおしっこが詰まってしまいます。おしっこが出せなくなることで、何度もトイレに通い、最終的には腎臓にも負担をかけてしまいます。女の子よりも男の子の方が、尿道が狭くまたカーブしているため、詰まりやすいです。

診察をしていると、以前おしっこトラブルになり、食餌の変更をしたけれど、今はもう元気で普通におしっこが出ているからと、一般食に戻したねこちゃんをよく診ます。このようなねこちゃんが、また同じような症状で来院されることが多いです。食事はただのご飯ではなく、おしっこトラブルを治してくれるお薬だと考えると長く続けられると思います。また、ねこちゃんはストレスなどちょっとした環境の変化でもおしっこトラブルが出ることがあるので、トイレの数やトイレの砂をこまめに交換してあげて下さい。

また、年齢と共に腎臓の機能が落ちてくると飲水量が増えます。若い時のように濃いおしっこを作れず、薄いおしっこをします。身体から水分が流れ出てしまうために、それを補おうと飲水量が増えます。甲状腺や糖尿病といった病気でも飲水量は増えるため、体調の変化には注意してみてあげる必要があります。

前に、慢性腎臓病でご飯を勧められたけれど、食べなかったのでご飯の変更ができなかったという話を飼い主様からお聞きします。今は、技術が発達し、ねこちゃんが食べやすいように風味を良くしたり、嗜好性の高いご飯がいくつも出てきました。また、どうしても市販のフードでないとというねこちゃんのために、腎臓には負担となるリンやカルシウムを吸着してくれるフードにふりかけるサプリメントも出てきています。何か気になることがあれば、ねこの病院または本院へお越し下さい。

これらおしっこトラブルは主に尿検査(レントゲン検査や血液検査が必要になることもあります)で調べていきます。 ❝そういえば夏に比べて全然お水を飲みに行かない❞  ❝ここ数日 よくトイレに通うけど 1回のおしっこの量は少ないな❞ ❝最近お水を飲む姿をよく見かけるわ❞などいつもとちょっと違う様子があれば早めに受診して下さい。

新しい年を迎え、また今年もねこちゃんと飼い主様が心地よく過ごせますようにスタッフ一同サポートしていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

動物病院 京都 ねこの病院
尾関 康江

 

ねこの寄生虫症について 2017年2月

こんにちは。
京都市 上京区 動物病院 京都 ねこの病院 獣医師の谷田 美和子です。
スタッフブログでも取り上げましたが、ねこの寄生虫症は大事なので、ねこの病気編でも取り上げたいと思います。

それでは、最後のテーマです。
「寄生虫の話」
※前回登場したフィラリアも寄生虫ですが、ここではお腹に住む寄生虫を中心にお話します。

寄生虫が問題になるのは次の3つの点から
①下痢、食欲不振など消化器症状を引き起こす
②子猫では重度感染で命を落とすこともある
③人にも感染する可能性があるものもいる

「うんちに白い糸みたいなものが出ています!!!」
というような形で寄生虫と遭遇されたご経験のある方もいらっしゃるかもしれません。
人では過去に駆虫などがしっかりと行われていた結果、寄生虫にはあまりお目にかからなくなりました。
しかし、ねこさんは違います。
特に、野外には未だに回虫、瓜実条虫、コクシジウムなど様々な寄生虫が存在しています。(写真は前記の寄生虫です。)

寄生虫からねこさんを守るため以下の2つをお願いします。
①うんち検査
ねこさんを家に迎えられた際はなるべくはやい段階で病院でうんちの検査をしてもらいましょう。
うんちの中に寄生虫の卵が出ていないか見ることが出来ます。
※寄生虫のライフステージによってはうんちに卵が出ていない可能性もあります。

②寄生虫駆除および予防
病院で取り扱っている駆虫薬には、同時にノミダニ予防も可能なものもあります。
前回のお話と合わせて同時に予防できればと考えています。

 寄生虫病は決して過去の病気ではありません。
また、ねこさんだけでなく人も注意が必要なものもありますので、
ねこさんを守るだけでなく、人の健康も守るために適切な予防・治療を行いましょう。

以上、全3回を「ねこさんの予防」というテーマでお届けしました。
ご質問やご不明な点がございましたら、お気軽に病院にご相談下さい。

動物病院 京都
ねこの病院
獣医師 谷田美和子

看板猫のご紹介 第三弾・・?

こんにちは。京都市上京区の動物病院京都、ねこの病院、動物看護師の大橋真美です。
今日は、看板猫のご紹介第三弾!我が家のにまめちゃんをご紹介致します(*^^*)
にまめちゃんの生い立ちは、京都市北区白梅町の動物病院京都の方のスタッフブログにも書いてありますが、
こちらでもご紹介致します(*^^*)
にまめちゃんが我が家に来たのは、2015年の6月です。
大雨の日に、親にどこからか猫の鳴き声がするので外を見てきて欲しいと言われ辺りを探索・・・
するとなぜか我が家の玄関の中でにゃーにゃーと鳴いていたのです!!
家は締め切っており、雨も降っていたのに体は全く濡れてなく、汚れてもなかったんです・・。

ずっと前からねこちゃんを飼いたかったので、周りからは
外から連れてきて玄関にさりげなく置いて、急に猫がきた!と騒いで勢いで飼ってしまおうという
自作自演では?と今でも言われますが、そんなことは一切ありません!笑

親は、前までねこなんて嫌いや!と飼うのを大反対でしたが
今では事あるごとに私の部屋に訪れて、にまめちゃんにデレデレ(*´∀`*)
運命の出会いです。
そんな出来事から、もう1年半ほど経とうとしています。
にまめちゃんは、もうすぐ2歳になります。

嫌なことをすると、甘噛したり、爪切りするのも一苦労ですが、
月に1度のフィラリア・ノミダニ予防、定期的な血液検査や尿検査など
しっかり実施し、長寿猫ちゃん目指していきます!
(実は、ねこちゃんもフィラリア予防は大事なんです!!)

なぜ大橋家に入ってきたのかどうしても知りたいので、もし動物と話せる方、いらっしゃったら
大橋までお申し付けください。よろしくお願い致しますm(__)m
にまめちゃんは、わたしがねこの病院に出勤ときだけ現れるレアキャラです!
見かけた方はきっと幸せにられると思いますよ!笑
愛想はありませんが・・・、見かけたら声をかけてあげてください(^o^)丿

動物病院 京都
ねこの病院
大橋 真美

 

 

 

看板猫のご紹介 第二弾

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院、動物看護士の大橋真美です。
今日は、看板猫のご紹介、第二弾!!
黒白ねこちゃん、おきばりやす舞妓ちゃん。通称、まいちゃんのご紹介をしたいと思います。
お鼻に特徴的な模様があるので、鼻くそちゃんや味噌汁ちゃんなど様々なあだ名をつけていただいています。

まいちゃんが、この病院に来たのは2014年の6月ごろ。
病院に来た当初は、しゃーしゃマンで、抱っこするのもやっとのヤンキーにゃんこちゃんでした。
しかし、看護士が触りまくった(笑)結果、今のなにをされても大丈夫なまいちゃんになったのです。

こう見えて、まいちゃんは女の子です。
とてもきれい好きなので、おトイレをしたあとはそれを隠そうと敷いてあるタオルで隠そうとするので、
いつも部屋はぐしゃぐしゃです((+_+))
お水は器からではなく、蛇口もしくは手ですくって飲むという少し変わった癖もあります。

まいちゃんは、ただ食っちゃ寝しているわけではなく大切なお仕事があります。
まいちゃんは供血猫といって、輸血が必要な子に自分の血液を分けてあげる役割を担っているのです。
輸血が必要なときは突然やってきます。周りに輸血に協力してくれる動物さんがいればいいですが、
突然そんなこと言われても・・・とおっしゃられる方がほとんど。
そんなときにはまいちゃんの出番です(*^_^*)

「にゃ~(基本寝ているけどみんなのために頑張るときはがんばれるよ)」
そんなまいちゃんのお気入りの場所は、キャットウォークのベットの上。
なぜかというと湯たんぽが置いてあるからなんです(*^_^*)
ねこ型のベットもお気に入りです。

お気入りのおもちゃんは、しゃかしゃかぶんぶん。
まいちゃんはまだ2歳なので、おもちゃにはとても敏感。動くものにはなんでも興味があります(^O^)
爪とぎだってお手のもの(^O^)

 

大橋家のにまめちゃんとは仲良しで、にまめちゃんがまだ小さいときは、
なんだコノヤロー!とにまめちゃんに対して、シャーっと言ったりしていましたが、
今となっては大親友♪にまめちゃんと私が一緒に出勤すると、待ってましたといわんばかりに
にまめちゃんの首に腕を回して、絡みにいきます!
にまめちゃんは少し迷惑そうな顔はするものの、まんざらでもなさそうです。

たそがれるときもあるのです・・・。

まいちゃんは基本、ボーとしていることが多いですが、人が大好きなのでキャットウォークで歩いているまいちゃんを
みかけたら、おもちゃで遊んであげてください(*^^*)

動物病院 京都 ねこの病院
大橋 真美

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねこさんの予防について① ワクチン接種の話 (2017.01)

こんにちは

動物病院 京都、ねこの病院 獣医師の谷田美和子です。

新年のご挨拶が遅れましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

2017年もみなさまのねこさんが元気に過ごせるようにお役に立てればと思います。

谷田家の末っ子、玖助(きゅうすけ)くんは2016年の締めくくりを「ごめん寝」で過ごしていました。

昨年に懺悔することでもあったのでしょうか?

※注 写真の猫さんは谷田のねこではございません。 こういった寝姿を「ごめん寝」というそうです。

さて、新年初めてのお話は「ねこさんの予防について」です。全3回でお話します。

【混合ワクチン】

当院では3種、5種という2つの種類を主に使っています。

ワクチン接種の目的としてはねこさんの病気の予防です。

上部気道感染症(目やに、くしゃみなどが主な症状)や汎白血球減少症(腸炎や白血球減少)、猫白血病(5種のみ)が上記のワクチンには含まれます。

また、感染が成立しても症状を抑えたり、発症しない(症状が出ない)ようにする目的もあります。

ワクチン接種は初年は2回接種、次年以降は1年に1回の接種となっています。

子猫さんを迎えられた方は生後約2ヶ月齢で1回目のワクチンの時期になりますので病院にいらして下さい。

※ワクチン接種は午前中をおすすめしております。

ワクチン接種後に体調変化があった場合、当院にて対応させていただきやすい環境を整えるためです。

ワクチン接種の際は、ねこさんの体調の良い日にお越し下さい。

大切なねこさんを病気から守るためにも、ワクチン接種をお願い致します。

ワクチンの種類については生活環境や同居猫さんの有無などを加味して、相談の上決めさせていただきたいと思います。お気軽にご相談下さい。

 

 

動物病院 京都

ねこの病院

獣医師 谷田美和子

 

ねこさんの予防ついて③ 寄生虫駆除の話(2017.01)

こんにちは
動物病院 京都、ねこの病院の獣医師 谷田美和子です。
さて、いよいよ「ねこさんの予防」の最終回になりました。
ここまでお付き合い頂きありがとうございます。

それでは、最後のテーマです。
「寄生虫の話」
※前回登場したフィラリアも寄生虫ですが、ここではお腹に住む寄生虫を中心にお話します。

 

寄生虫が問題になるのは次の3つの点から
①下痢、食欲不振など消化器症状を引き起こす
②子猫では重度感染で命を落とすこともある
③人にも感染する可能性があるものもいる

「うんちに白い糸みたいなものが出ています!!!」
というような形で寄生虫と遭遇されたご経験のある方もいらっしゃるかもしれません。
人では過去に駆虫などがしっかりと行われていた結果、寄生虫にはあまりお目にかからなくなりました。
しかし、ねこさんは違います。
特に、野外には未だに回虫、瓜実条虫、コクシジウムなど様々な寄生虫が存在しています。(写真は前記の寄生虫です。)

寄生虫からねこさんを守るため以下の2つをお願いします。
①うんち検査
ねこさんを家に迎えられた際はなるべくはやい段階で病院でうんちの検査をしてもらいましょう。
うんちの中に寄生虫の卵が出ていないか見ることが出来ます。
※寄生虫のライフステージによってはうんちに卵が出ていない可能性もあります。

②寄生虫駆除および予防
病院で取り扱っている駆虫薬には、同時にノミダニ予防も可能なものもあります。
前回のお話と合わせて同時に予防できればと考えています。

 寄生虫病は決して過去の病気ではありません。
また、ねこさんだけでなく人も注意が必要なものもありますので、
ねこさんを守るだけでなく、人の健康も守るために適切な予防・治療を行いましょう。

以上、全3回を「ねこさんの予防」というテーマでお届けしました。
ご質問やご不明な点がございましたら、お気軽に病院にご相談下さい。

動物病院 京都
ねこの病院
獣医師 谷田美和子

ねこのノミ寄生・フィラリア症について 2017年2月

こんにちは

動物病院 京都、ねこの病院の獣医師 谷田美和子です。

 

予防についてはスタッフブログでも取り上げましたが、大事なお話なのでねこの病気ページでも取り上げたいと思います。

【ノミ・ダニ・フィラリア予防】

ねこさんの体の表面に寄生するノミとダニですが、ねこさんの血を吸って生活をします。

「うちの子は室内外だから大丈夫!」と思われるかもしれないですが、

一度、屋内に入ったノミやダニが産卵した場合生存期間は長く、忘れた頃に被害に合うこともあります。

ノミに刺されたことによって皮膚炎になったり、大量寄生した場合には貧血になるねこさんもいますので要注意です。

ノミダニ予防は毎月のお薬で可能です。

イラストは心臓に寄生したフィラリアという寄生虫の絵です。実物は少々グロテスクになりますのでこちらで。

フィラリアというと「わんちゃんの病気」というイメージが強いかと思います。

ただし、ねこさんに全く関係のない病気ではありません。フィラリアはねこさんの心臓にも寄生します。

ねこさんの心臓はわんちゃんと比べても小さいので少数寄生しただけでも症状が現れる可能性があります。

症状としては咳や運動を嫌がるなどといったものがあげられます。

いままでフィラリア予防をされていないねこさんは一度、フィラリアの抗原検査(血液検査)を行ってからお薬の処方を行いますので、
ねこさんもご来院下さい。

一ヶ月に一回の予防でノミ・ダニ・フィラリアから大切なねこさんを守りましょう。

当院では、予防のみでの診察もさせていただいていますので、

ご家庭での疑問点やお困りごとなどがあればご相談させていただければ幸いです。

動物病院 京都
ねこの病院
獣医師 谷田美和子

ねこさんの予防について② ノミ・ダニ・フィラリア予防のお話(2017.01)

 

こんにちは

動物病院 京都、ねこの病院の獣医師 谷田美和子です。

前回に引き続き、ねこさんの予防についてお話させていただきます。

【ノミ・ダニ・フィラリア予防】

ねこさんの体の表面に寄生するノミとダニですが、ねこさんの血を吸って生活をします。

「うちの子は室内外だから大丈夫!」と思われるかもしれないですが、

一度、屋内に入ったノミやダニが産卵した場合生存期間は長く、忘れた頃に被害に合うこともあります。

ノミに刺されたことによって皮膚炎になったり、大量寄生した場合には貧血になるねこさんもいますので要注意です。

ノミダニ予防は毎月のお薬で可能です。

 

 

イラストは心臓に寄生したフィラリアという寄生虫の絵です。実物は少々グロテスクになりますのでこちらで。

 

フィラリアというと「わんちゃんの病気」というイメージが強いかと思います。

ただし、ねこさんに全く関係のない病気ではありません。フィラリアはねこさんの心臓にも寄生します。

ねこさんの心臓はわんちゃんと比べても小さいので少数寄生しただけでも症状が現れる可能性があります。

症状としては咳や運動を嫌がるなどといったものがあげられます。

いままでフィラリア予防をされていないねこさんは一度、フィラリアの抗原検査(血液検査)を行ってからお薬の処方を行いますので、
ねこさんもご来院下さい。

一ヶ月に一回の予防でノミ・ダニ・フィラリアから大切なねこさんを守りましょう。

当院では、予防のみでの診察もさせていただいていますので、

ご家庭での疑問点やお困りごとなどがあればご相談させていただければ幸いです。

動物病院 京都
ねこの病院
獣医師 谷田美和子

ねこさんのしつけの話①

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院の獣医師 谷田美和子です。

ねこを飼っていらっしゃる皆さまへ質問です。
突然ですが、ねこさんの爪をお家で切れますか?

なぜこのような質問をさせていただいたかというと、お家でねこさんをどれくらいさわれるのか?
を知るためです。
「爪を切れる=しっかり触れている」というわけではありませんが、
指標にはできるかもしれません。

それというのも、ねこさんの爪は喧嘩するときなどに必要な武器になりますので、
手先や爪は触られたくないと思うのは当たり前です。
「触られたくない」という当たり前を、『触られても平気だよ』という当たり前にしておくことが重要です。

ではどうするのか?
やはり、いきなり触らせてほしい!といっても猫にも都合があるので嫌がります。
子猫を飼っていらっしゃる方は小さいうちから体中どこをさわっても嫌がらない、我慢ができるを目標にしましょう。
爪切りを目標にする場合は手の先、特に「肉球マッサージ」や「爪の出し入れ体操」ができると良いでしょう。

嫌がっているのを無理やりなんて可愛そう!と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
少し考えてみましょう。
嫌がることをやらずに育った場合、病気や健康診断で病院に来た場合突然嫌な部分を触られても落ち着いていられるでしょうか?

中には元々の性格が穏やかなので、落ち着いて診察できるねこさんもいます。
また、病院に来たことで緊張して固まってしまっている間に診察が終わるねこさんもいます。
しかし、一方でとにかく嫌がって嫌がって泣き叫ぶねこさん、ついつい手や口が出てしまうのでタオルやカラーが必要になってしまうねこさんがいらっしゃるのも事実です。

こうなると、ねこさんにも相当なストレスがかかるのはもちろん
場合によっては正確な診断ができない、適切な治療ができないという結果になる可能性もあります。
そうなった場合、不幸になってしまうのは「ねこさん自身」になりかねません。

そのような事態を少しでも解消できるのであれば、
お家ですごく嫌なことをちょっと嫌なことに変えるというのもすごくメリットがあるのではないでしょうか?

実際、どのようにやってよいのか分からないなどがあれば、
お気軽に病院の方へ相談して下さい。

動物病院 京都
ねこの病院
獣医師 谷田美和子

 

 

1 2