谷田家にゃん日誌 vol.19 ~え…そんなまさか FIVの話~

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院院長の谷田美和子です。

つい先ほど、
谷田家にゃん日誌vol.17およびvol.18の年数に誤りを発見いたしました。
2017年や2019年の表記になっていましたが、
正しくは2007年と2009年です。
(2019年…つい最近ですよね…ぼーっとしていました。)

さて、今回は少し悲しいお話になります。
見るのがつらくなる方は、避けてください。


さて、2009年春から谷田は無事に大学へ。

※大学は陸の孤島とも称される(?)宮崎大学です。

物心ついた時からわんちゃんがいて、

動物のいない暮らしに慣れていなかったので最初は

「ホームショック」ならぬ「アニマルショック(?)」になっていました。

 

そんな生活にも慣れて

2012年(大学4年生)9月

母から連絡が入ります。

「どんちゃんが調子が悪くて、病院で診てもらったらエイズ(以下、FIV)って言われた」

とのこと。

状況的には

・重度の貧血

・重度の肝障害

が出ており、もう長くはないとのことでした。

すぐに飛んで帰りたかったのですが、

大学での研究やなにせ宮崎という遠方であったこともあり

母との連絡で状況を確認するのが精一杯でした。

 

 

治療も頑張ってくれたのですが、

2012年9月28日に10歳の生涯を終え、虹の橋を渡りました。

 

看取れなかったこともあり、私の中でずっとどこかで後悔がありました。

 

当院で獣医師として働くようになってからもずっと考えていたのですが、
私の悔しさは、「亡くなってしまったこと」に対してもですが
「FIV検査」をしていなかったところにありました。
FIVは生活環境などの注意等で、寿命を全うすることも可能な病気です。
「もしも、子猫の時に検査してわかっていたら……
少し生活に気を付けてもっと長生きできたかもしれない」
これが私の後悔でした。


まだFIV検査を受けたことがないというねこちゃん(特にお外出身の子)の飼い主様へ
このブログで少しでもFIVのことが気になったら、一度検査を考えてみてもらえると幸いです。

 

※前述しましたが、FIVの子たちが全員早くに亡くなるわけでもありません。
 室内飼育のねこちゃんは寿命を全うできる可能性が上がります。
 現在FIVを抱えているというねこちゃんと飼い主様も、
 そのねこちゃんらしく楽しく生活できるように、私たちはサポートさせていただきたいと思っています。

 

動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子