谷田家にゃん日誌 vol.14 ~仲良くなれるのか?~

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院院長の谷田美和子です。

 

本日で11月も終わりますね(投稿日2020年11月30日)。
全国的にはまた新型コロナウイルスの感染が拡大しているようですので、
皆さま体調管理をしっかりしましょうね。

さて、突然多頭飼育への道を歩み始めた谷田家…
どうなるのでしょうか…


「今日からうちの子だよ~」

とご対面

最初は見たことのない生物にシャーシャー言っていたどんさん…

(自分が猫だという認識0ですよね…これまたよくある話…)

しかし、子猫(くりさん)の方はどんさんを追いかける

そのうち、追いかけっこや毛づくろいなど仲睦まじい様子に…(1~2週間くらいだったかな?)

 


この時の谷田は、多頭飼育第一歩の知識が0であったため、

今思うと危ない対面をさせてしまっていました…
時折、先住猫さんが体調を崩す事案もあるのでお気を付けください。

一般的に言われている、新しい猫ちゃんの導入方法はコチラ↓
①隣り合う2部屋用意し、それぞれ1匹ずつ放します
 ※お部屋が難しい場合は、新しい子をケージに入れて先住さんはフリーの状態などでもOK

②間の扉を、猫ちゃんが出ないくらい少し開けます

③ここで、様子を見てみましょう
 どちらかが気にしている様子はありますか?
 それともシャーシャー言っていますか?

④落ち着いていれば、ご飯やチュールなどを扉越しにあげてみましょう
 ※お見合いの時にお茶やご飯を頂くイメージでしょうか?

※②~④を慣れるまで(シャーシャー言わない、顔見知りになるくらい)続けます

⑤慣れてくれば5分くらいご対面させてみましょう

⑥徐々に時間を長くしてみて完了です!


新しい子を迎えられた方はぜひ試してみてくださいね。

上記はあくまでも1例です。うまくいかない場合は、ご相談ください。

 

また、明日(12/1)からねこの病院の診察が全曜日予約診察になります。
飼い主様ご自身でのLINE@予約がシステムトラブルで開始日延期となっていますので、
診察をご希望の場合はお電話(075-464-0222)またはご来院にてご予約ください。

※毎週更新できるように頑張ります。
 といいつつ、いつも遅れての更新となり申し訳ありません…。

 

動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子

レントゲン検査の役割

こんにちは。
動物病院 京都 ねこの病院獣医師 尾関康江です。
今年も残すところ1ヶ月近くとなりましたね。 年々1年が過ぎるのは早いなと感じております。

今回は、レントゲン検査についてです。レントゲン検査といえば、どんなことを思い浮かぶでしょうか?医療ドラマなどで、俳優さんが、フィルムに映った白黒の画像を見て、「がんですね」と言っているイメージでしょうか?(ちょっと古かったですね…笑)

ねこちゃんの場合、呼吸器の病気が比較的多いので、レントゲン検査は重要なツールになります。また、全身麻酔が必要な処置の前検査として撮影します。
健康なねこちゃんのレントゲンはこのように写ります。
横から見ると、

仰向けの状態では、

の様に見え、骨や水などは白く写り、肺など空気が多いところは黒く写ります。 各臓器はその間の灰色で写ります。

① 心臓の評価 健康な子と比較して大きくないか

② 肺の評価 白っぽくないか、何か影はないか

③ その他の評価 肋骨は折れたり、変形がないか

横からみると分かりにくいので、仰向けの画像を見てみると

肋骨が折れていました(赤い矢印)
などといったことを評価していきます。

レントゲン検査での被ばく線量はとても少なく短時間でできる検査ですので、少しでもご心配な症状があればご相談下さい。

今回は胸の部分についてでしたが、お腹の部分については、また別の機会にブログを書かせて頂きますね!

動物病院 京都 ねこの病院
獣医師 尾関康江

谷田家にゃん日誌 vol.13 ~突然の出会い~

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院院長の谷田美和子です。

毎週更新します!と宣言しておきながら、4週間も空いてしまいました…。
申し訳ございません。

最近、朝が寒くて布団から出るのに気合がいりますね…。
皆様の中には、ねこちゃんが湯たんぽになってなかなか抜け出せない!
という方も多いのではないでしょうか?
ねこちゃんも飼い主様達とぬくぬく過ごしたいのです。

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前回、どんさんのワクチンのお話をしましたが、
その後もいろいろな事があったかとは思うのですが、私の記憶が曖昧なので…

話は2年後へ…

2014年6月
友人から
「家の猫がお母さん猫と子猫3匹連れて帰ってきたんだよね~。
 見においでよ~」
と言われる…

どうやら友達の猫ちゃん(♂)が
お嫁ちゃんと子供を連れて帰ってきたらしい…

お母さん猫はノラなのですぐに逃げて保護できない…
子猫ちゃんを保護してあげたいが友人の家では飼えない…
とのこと

「1匹もらってくれない?」
それが本題か~
と思いつつ、子猫を見てみると…

↓こちらの方が…

はい、ご存じのくりさんです。

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と、またまた唐突に
多頭飼育への道を歩み始めた谷田家なのでした。

新しく子猫を迎えたときのお話は
「谷田家にゃん日誌vol.7」をご参考ください。
https://neko-kyoto.jp/blog/blog-22440/

 

唐突に始まった2頭との生活はどうなるのか⁉
寒くなってまいりましたので、皆さま体調にお気を付けください。
※毎週月曜日に更新できるように頑張ります。

 

動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子

避妊・去勢手術後の食事管理について

こんにちは。動物病院京都 ねこの病院 看護師白波瀬真愛です。
11月になり一気に寒くなりましたね。特に朝晩はよく冷え、朝ベットから出るのが辛くなる時期になってきました^^;

 

さて、今回は避妊・去勢手術をした後のねこちゃんの食事管理について書かせていただきます。
9.10月は今年の春生まれの子たちがぞくぞくと避妊・去勢手術をされました‼︎
(今から予定しているねこちゃん達はまた頑張ろうね(^^))

 

「避妊・去勢手術後は太りやすくなる」
と、聞いたことがある方も多いと思います。
少し詳しく説明いたしますと、術後は性ホルモンのバランス変化により、
必要エネルギー量や活動量・食欲なども変化するのです‼︎
男の子の場合、男性ホルモンによって筋肉などが活発に作られますが、去勢することによって
筋肉より脂肪がつきやすくなります。

女の子の場合、発情などによるエネルギー消費がなくなります。そして女性ホルモンには食欲抑制の作用がある為、避妊後は食欲の増加が見られます。

このことから、子猫の時のまま同じご飯を同じ量あげていたら肥満になる可能性が上がるのです‼︎
ですので避妊・去勢後はご飯の減量や、種類の変更が必要になります。

じゃあどんなご飯に変更したらいいの?ということですが、
基本的には『避妊・去勢後用』と記載のあるフードを選んでいただければ大丈夫です。
(もし、それでも体重がどんどん増えていく子は先生と相談してくださいね)

病院にも下の写真のようにいくつか種類がございますので、必要な方は一度お電話などで在庫の確認をしていただければと思います(^^)


給餌量の目安は、パッケージの裏面に記載されているので、お家のねこさんの体重と照らし合わせて決めてください(^^)

ご飯の変更をする場合、食事内容の急激な変更は嘔吐・下痢などを起こしてしまう可能性があります。
一気に変更せず徐々に新しいご飯の量を増やして、1週間から10日ほどかけて最終的に新しいご飯だけになるように調節してあげてください。

 

最後に、手術後はまず傷の回復が最優先です‼︎
傷が完全に回復してから、ご飯の変更など実施してくださいね。
何かお困りごとやご相談等ございましたらお気軽にスタッフにお尋ねください(^^)

 

動物病院京都 ねこの病院
   看護師 白波瀬真愛

猫ちゃんの皮膚のお話

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院院長の谷田美和子です。

先日、温かい布団から抜けれずに二度寝してしまい
危うく寝坊するところでした…。
起こしてくれたくりさんに感謝です(ごはんが欲しかっただけ)

さて、こんな症状が出ている猫ちゃんはいませんか?


①猫ちゃんの耳や鼻付近が脱毛している(写真左のようなガサガサした皮膚病変がある)

 

 

 

 

 

 

 

 

②子猫である or 子猫との接触がある

 

③ご家族(人)で写真のような皮膚症状があり、痒い

 

 

 

 

 

 

上記に当てはまった場合
「皮膚糸状菌症」
という、猫ちゃんの皮膚の病気の可能性があります。

 

原因はMicrosporum canisなど、いわゆる「カビ」の仲間です。
実はこのカビ、上記③の写真のように人にも感染して皮膚病を起こす人獣共通感染症なのです。
※ちなみに、私も保護していた子猫ちゃんから感染したことがあります…。痒かったです。

 

 

診断にはウッド灯(紫外線照射装置)や顕微鏡を用います。
すると…

←毛が蛍光の黄緑色(アップルグリーン)に光ります

 

 

 

 

分かりづらいのでもう1枚

 

 

←毛が2本光っています!

 

 

 

そしてこれを顕微鏡で見ると…

 

←毛の表面に大量のカビ胞子が!!!

 

 

 

 

 

 

内服薬などで治療を行いますが、
これがなかなかしぶといので重症度によっては
長期間の治療が必要になることもあります。


このように、たかが猫ちゃんの皮膚病!
と思っていると、自分にまで皮膚病が…ということもあります。

うちの子もひょっとして?と思われた方は
一度ご受診くださいね。
その際、他の猫ちゃんへの感染リスクなどを考慮してお車で待っていただくなどを
提案させていただくことがございますのでご了承下さい。

 

動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子