谷田家にゃん日誌 vol.22 ~拾得物~

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院 院長の谷田美和子です。

 

東北で東日本大震災の余震が起こり、
ご不安な中過ごしていらっしゃる方々のことを思うと心配でなりません。

このような自然災害の後は
膀胱炎になったり、元気がなくなったりと体調を崩すねこちゃんも珍しくありません。
びっくりしてしまい怯えているだけなのか、それとも病気なのか
すごく判断が難しくなることもあります。
困ったことがあれば、ご相談くださいね。

 

さてさて、前回まで暗い話が多かったですが
vol.20~21の間に起った出来事を書くことを忘れておりました…


2014年10月15日(谷田 in 宮崎)

父が仕事から帰宅途中…

自宅近くの公園付近にて…

トコトコトコ…

 

父「後ろからついてきた」

母「そんなわけないやろ?」

???(お家の中へスタスタ…)

 

母「!!! 自分の家のように上がってきた!!!
    ちょっと待って!ノミとかいたら嫌や!キャリー準備するし待って!」

 

こうして

当然のように人についてきて

当然のように家に上がる

という前代未聞の行動をとったねこちゃん…

 

さすがに、人懐っこすぎるという母の直感で

もしかして、誰かに飼われていて捨てられた?逃げた?

といったことが考えられたので、近くの交番へ

 

警察官「では、こちらに記入してください」

と渡されたものは…

まさかの『拾得物 届け出』!! (財布とかと同じですね)

母は内心笑いながら、拾った(保護した場所)に「路上」と書いたそうです。

 


さて、こうして谷田家に拾得物として保護されたねこちゃんの運命やいかに?

次回に続きます。

 

~ねこちゃんが逃げてしまった方へ~
・かかりつけの動物病院、近所の動物病院
・愛護センター
・警察署
などに連絡して指示を仰いでください。
保護してもらえれば、お家に帰れる可能性が高くなります。

※ねこちゃんを保護された方も上記に問い合わせをお願いいたします。

 

 

現在も、脱走してしまったねこちゃんやそのご家族がたくさんいらっしゃると思います。

1日でも早く無事に、ご家族のもとにねこちゃんが帰れることを祈っています。

 

動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子

谷田家にゃん日誌 vol.21 ~縦巻きロールが横巻ロールだった…の話~

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院獣医師の谷田美和子です。

最近は少し日も長くなり
日中は温かいことも増えましたね。

お休みの日なんかは少し気分転換にお出かけしたいのですが、
まだまだ新型コロナウイルス感染症が油断ならない状況なので控えています。
早く過ごしやすい日常に戻ってほしいものです。

 

さて前回、前々回と少し暗めのお話が続く谷田家にゃん日誌。
そろそろ明るい話題に行きたいのですが、今回もまたしても暗めのお話です。
(※時系列でお話しするとどうしてもこうなってしまいました…)


谷田家にゃん日誌vol.18 で谷田家の仲間入りを果たした

「詩蕗美(しろみ)」ちゃん

実は拾ったときから、今までの子と違うことがありました。

・ケージの中でくるくると同じ方向に回る

・音に対して反応がない~鈍い
 ※掃除機まったくもって平気(たまに異常じゃない子もいますよ)

 

当時、通院していた病院からブルーアイのねこちゃんは

聴覚障害が出やすい

と聞いていたので、おそらくそれだったのだと思います。

加えて、過剰にくるくると同じ方向に回ることから

前庭(耳の奥の部分)の病気や脳神経系の病気も疑われる子でした。

 

そんな詩蕗美ちゃん

寝るときはロールケーキのように縦巻きで寝るのがスタンダードでした。

これがまた可愛かった!!

 

ところがある日、横巻ロールになっていたそうです。

それが2015年2月5日。この日に詩蕗美ちゃんは虹の橋を渡りました。

少し前からちょっと調子を崩していたそうですが

しんどくないように治療をして、最期は苦しまずに

どんちゃんや美艶ちゃん+先代わんこたちが待っているお空に旅立ったそうです。

またもや、谷田は最期に会えていません…試験勉強真っ只中でした。

 

この1カ月後くらいに、谷田は無事に試験を終えました。

きっと、今まで見送ってきた子たちが力を貸してくれたんじゃないかと思っています。

(※試験会場に写真持って行ってましたしね)


これまで3回程悲しいお話が続いてしまいましたが

ここからは、すこしでも楽しくいければなと思っていますのでよろしくお願いします!

もしも、ご自宅のねこちゃんで

「谷田家の詩蕗美ちゃんと同じような症状があるわ!」

というかたは、お気軽にご相談くださいね。

行動の異常かも⁉と思われる場合は動画撮影して見せてもらえると

すごくうれしいですし、助かります。

 

動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子

谷田家にゃん日誌 vol.20 ~「え…突然過ぎる」の話~

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院院長の谷田美和子です。

 

少し暖かくなったかと思ったら
また寒くなり…。
我が家のおばあちゃんねこ、くりさんは炬燵に引きこもっています…
定期的に水飲ませないと脱水になりそうで怖い…(そうなれば点滴入れられるだけなんですが…)

 

←炬燵への囚われ方が

 人間臭くて笑えます…

 

 

さて、前回は少しショッキングなお話をしてしまいました。

ただ、今回もややそちら方面の話なので、お辛い方は避けてくださいね。


どんちゃんが虹の橋を渡って1年

事件は突然起こりました。

 

忘れもしない、水曜日の夜

谷田が、大学の研究室セミナーを受けていた時の事

母からかなりの着信が入る

が、電話に出れないのでセミナー終わってから折り返すと…

「美艶が亡くなった…」(にゃん日誌vol.17で拾った子)

『え?どういうこと???なにがあったん?』

母が美容室に行っている間、1-2時間の間に息を引き取っていたそうです。

その日の朝ごはんもいつもと何ら変わらずしっかり平らげていたので

本当に突然死…苦しそうな顔をしていたと言っていました。

 

2013年12月4日に美艶ちゃんは5歳という若さで虹の橋を渡りました。

何が原因だったのかも不明(特に小さいころから病気もなし)

未だに何だったんだろうと思う子です。

(※今思うと、急性心不全などがありえるのかな…と)

 

私もですが、一番ショックを受けていたのは母でした。

それ以降しばらくの間、怖くて美容室に行けないくらい。


私のように、突然ねこちゃんを失ってしまった方もいらっしゃるとおもいます。

そんなときは、一番気持ちの整理ができないもの。

つらいきもちは隠さなくていいです、誰かに聞いてもらう・ブログなど文章につづってみる。

そうして、吐き出していくうちにだんだんとそのことの楽しい思い出が浮かびます。

時間をかけてもいいんです。

ゆっくりとその子の思い出話ができるようになることを望んでいます。

 

動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子