谷田家にゃん日誌vol.4 ~自己紹介 その2~

こんにちは
動物病院 京都、ねこの病院 院長の谷田美和子です。

もうそろそろ梅雨が明けそうですが…
最近お天気が良い日はかなり暑い日が続きますね…
こんな時期はねこちゃんも体調を崩しやすいのでお気を付けください。

さて、今回は「谷田家にゃん日誌vol.3」にて登場いたしました
おばあちゃんねこの自己紹介をさせていただきます。

 名前:ちび
性別:女の子
柄:白黒ハチワレ
誕生日:2004年6月26日(拾った日)
性格:ぼんやりしている
病院でのニックネーム:だんごむしちゃん
持病:肥大型心筋症、頭蓋内疾患疑い(幼少期からの行動より)

 

谷田家のアイドルです♪何をしても許してしまえる…
16歳ですが、元々小柄だったこともありいつまでも若いと思ってしまう今日このごろ…。
昨年、実の母猫さんが肺の腫瘍で亡くなってしまいましたが、
気づいたのが1年くらい経ってから!?と思わせる行動をしておりました(汗)

そんなちびさんから一言
「私はまったりのんびり生活しています。こんな老後も悪くにゃい♪」
こんな風に何も考えずにまったりと過ごしてみたいものですね。 では、また次回をお楽しみに♪

動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子

シニアになったねこちゃんに

こんにちは。

動物病院 京都 ねこの病院 獣医師尾関康江です。

 

梅雨が明け、間もなく夏が来ますね。

唐突ですが、ねこちゃんの寿命はここ数年で長くなっています。
15歳以上のねこさんの8割以上が腎臓病にかかると言われています。腎臓の3分の2が機能しなくなってようやく症状が出るので早期発見が中々難しいのですが、少しでも早く見つけられるよう、書きたいと思います。

 

原因ははっきりとは分かっていませんが、腎臓がゆっくり線維化(硬くなるイメージです)し機能が落ちていきます。

症状として多いのは、

・お水を飲む量が増える

 

・吐き戻しの回数が増える(体内の老廃物が増えるためです)

 

・食餌量が減ってくる

・口臭がきつくなります

・毛艶が落ちます

 

腎臓病になった場合、ひとでは腎移植や透析ですが、ねこさんではまだその方法が難しく基本的には

・点滴(老廃物をおしっことして排泄する)

・腎臓に優しいごはん

・腎臓の負担を軽減する血管拡張剤

が主になります。

 

 

 

 

7歳を超えてこられたねこさんは今の健康状態を把握するため、なるべく早く病気を見つけてあげられるよう病院を受診されて下さいね。治療法も多様にありますので、何かご心配ごとがありましたら何なりとご相談下さい。

 動物病院 京都 
ねこの病院
獣医師 尾関康江

おもてなしスタッフ「舞妓ちゃん」の一日♪

こんにちは
動物病院京都 ねこの病院 看護師の白波瀬真愛です。
ムシムシとした日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、本日のブログは当院のおもてなしスタッフ、舞妓ちゃん(以下、まいちゃん)について書こうと思います!

「ん?私ですか?」

いつも診察時間は待合室のお部屋で過ごしているまいちゃんですが、
「夜はどこにいるの?」
「いつ見ても寝てる!」
と、思った事がある方もいるかも(?)しれません。
そこで、今回はそんなまいちゃんのとある1日をご紹介致します!

AM8:30 まいちゃん出勤のお時間です

夜の間は、待合室ではなく院内の別のお部屋で過ごしてもらっています(^^)
「まいちゃんおはよ~」
と、扉を開けると、そのままキャットウォークまでトコトコトコ・・・

「よいしょっ」

AM9:00~PM19:30

午前の診察から午後の診察が終わるまでは基本的に待合室のお部屋で過ごしてもらっています。
お外を眺めたり、ご飯を食べたり・・・

キャットウォークの上に行って、上から待合室を眺めているときもあります。
ぜひその時は、まいちゃんを下から見てみてください!
キャットウォークは透明な板で作られているので、
普段なかなか見ることのない、座っている猫ちゃんを下から見ることが出来ます!
ちなみにこんな感じです↓


そして最近はこの食パンクッションがお気に入りのようで、
一日中この上で寝ているときもあります^^;

たまにスイッチが入ったかのように、
バタバタバタ~とキャットウォークを猛ダッシュ!
大運動会が始まる時もあります^^;

PM19:30 まいちゃん退勤のお時間です

午後の診察が終わると、まいちゃんは元のお部屋に戻ります。
まいちゃん専用寝袋に入ってご就寝(-_-)zzz


「まいちゃん今日もお疲れ様(^^)」

さて、今回はまいちゃんのとある1日をご紹介いたしました!
まだ天候の優れない日が続きますが、皆様ご来院の際はお気をつけてお越しください。
ねこの病院のアイドル舞妓ちゃんがお待ちしています☆

動物病院京都
動物病院京都 ねこの病院
動物看護師 白波瀬 真愛

お口が痛い!虫歯かな?

こんにちは
動物病院 京都、ねこの病院院長の谷田美和子です。

毎年この時期、京都といえば「祇園祭」ですが、
今年は新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の蔓延にともない中止でしたね。
例年、当院の男性新入社員(獣医・看護師)がお神輿を担ぎに行っているので、
そういった当たり前がなく、少しさみしい年となりました。

さて、以前「食欲がない」というところから意外な「お尻の話」(6/11のブログ)をしたかと思います。
今回はもう一つよくある病気のお話『お口の話』をしたいと思います。

こんな症状はありませんか?
・食欲がない
・涎が出ている
・口臭がきつい

当てはまった方は次にお口をチェックしてみましょう!(うまく見せてくれない場合は病院まで)
① 歯茎が赤い・血が出ている(緑色矢印)

② 歯石がついている(黄色矢印)

こういった場合、口腔トラブルから上記の症状が出ている可能性があります。
とくに厄介なのが①のケース…
かなり痛いみたいで、病院でもお口を見ようとするだけで大絶叫する子も…
ここからは①のケースについてお話します。

①のような場合、『ねこちゃんの歯肉口内炎』である可能性が高くなります
この場合は歯茎だけにとどまらず、ほっぺたの内側(口峡部)と言われるところも赤くただれていることがほとんどです。

原因は
・ウイルス感染が悪影響(カリシウイルス・猫エイズ・白血病など)
・局所の異常免疫反応の影響
などが考えられていますが、現在まだ確定には至っていません。

治療は主に
・内科
抗生剤や消炎鎮痛薬などの投与
・外科
全臼歯抜歯:奥歯をすべて抜く
全額抜歯:切歯、犬歯、奥歯のすべてを抜く
です。
内科治療で奏功していない場合は外科処置を考えたほうが良いかもしれません。

当院では、ねこちゃんの状態(持病の有無など)も踏まえて、治療方法を選択させていただいています。
ちなみに・・・ねこちゃんでは人でいう「虫歯」はほぼありません。
これは、人とねこちゃんのお口環境の違いに起因すると言われています。
お口トラブルでお困りの際はご相談いただけると幸いです。

動物病院 京都
ねこの病院院長
谷田美和子

~癒しをお届け!おばあちゃんねこのホテル滞在を公開~

こんにちは、動物病院京都 ねこの病院 看護師の駒宮芽衣です。

7月ってこんなに雨降るものだったか…?と思うくらいずっと降り続いてますよね。

東京ではコロナ感染者1日200人越えになったりで落ち着いたと思ったらまた大変な状況になって、、不安のことばかりで疲れてきてしまいますよね…
少しでも楽しいことや、癒しが欲しいものです。
ディズニーが1日から始まって私は行きたくて仕方がありません!!ただ行くことが難しいのでYouTubeで パーク1週してみたなどの動画みて行った気になっております…少し悲しいですが(笑)
ステイホームを維持し、あの手この手を使ってどうにかモチベーションを保っている今日この頃です。

皆さんはどうお過ごしでしょうか?

さて、本日はただ今キャットホテル利用中の子をご紹介です。

15歳のかわいいおばあちゃんねこさん

菜々ちゃんです!!

当院で初めて、かつ長期間の滞在で最初は心配でしたが、、今では自分のお家のようにくつろいで過ごしています

おばあちゃんなので活発に動いているわけでなく、お気に入りの寝袋でほのぼの…

菜々さま「意外と極楽じゃの。」
(寝袋はまいちゃんのおさがり笑)

就業時間にはスタッフが遊んでもらいます。


「わしが遊んでやるぞ」

先生も看護師も菜々ちゃんに癒されております。
菜々ちゃんいつも癒しをありがとう♪


菜々さま「うむ、くるしゅうない。」

現在ホテルのご利用を受付ております!
院内感染予防のため、
1年以内のワクチン1か月以内のノミダニ予防は必須になります。
当院に来られたことがない場合は一度診察の上ご利用お願いします。

お部屋数に限りがございますので
ご利用希望の方はお電話、又は受付にてご相談ください。
☎075-464-0222

動物病院京都 ねこの病院
看護師 駒宮芽衣

谷田家にゃん日誌 vol.3 ~お誕生日おめでとう その2~

こんにちは。
動物病院京都、ねこの病院 院長の谷田美和子です。

今年ももう半年がすぎ、いよいよ夏到来ですね!
この時期は暑さで体調を崩しやすい子も多いので、空調管理など気を付けてください。
ちなみに、ねこちゃんに適した温度と湿度はこのように言われています↓

温度(室温):18~23℃
湿度:35%前後

さて、このシリーズを開始する前にくりさんが誕生日を迎えたことをお伝えしましたが、
実は谷田家にはもう1匹、6月生まれ(と設定している)子がいるのです!
それがこの子↓
「ちび」と申します
この子もなんと16歳を迎えました!(自己紹介は来週に)
いや~谷田家にゃんず高齢化ですね…
そして、またも持病持ち…
「肥大型心筋症」という心臓病を持ちながら過ごしています。
加えて、小さい時から視力が弱かったり歩くときにふらつきが出ています。
(おそらく頭の中に何かあるのでしょうが…調べていません…なにせ、拾ったときは私が中学生なのでそのような知識もなく…)
そんな小さい時からか弱かった子が16歳を迎えるなんて、
家族のだれもが予想していませんでした‼
今は父と母に甘やかされて悠々自適(?)に日々を過ごしています。

では、次回はこちらのちびちゃんの自己紹介をさせていただきたいと思います!
お時間があればまたご覧いただけるとうれしいです!

動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子

尿管閉塞について

こんばんは。
京都市上京区にある、ねこの病院 獣医師の 小川 修平です。

先日、1年に1回開催される日本猫医療学会の年次大会に参加してきました!
その名も猫の集会です!

今年は新型コロナの影響もあり、Web開催だったのですが、多くの方が参加されていました。
猫さんの病気について最新の知見を学んだので紹介します。

今回は猫さんの尿管閉塞について書きたいと思います。
そもそも尿管?尿道?など言葉がややこしいですが尿管とは尿を生成する腎臓と、貯蔵する膀胱を繋ぐ管のことです。

尿管閉塞とは様々な原因で尿管が塞がってしまう状態です。

最も多い原因は結石による尿管閉塞です。
結石が多い理由として
①昔よりも食餌で溶けない結石(シュウ酸カルシウム結石)が増えてきた
②猫さんの尿管の直径が4mm程度しかない(マウスでも同じくらいの直径)
という理由があります。

結石が詰まると尿を膀胱に送れなくなり腎臓に負担がかかり水腎症という風船が膨れたような状態になります。
水腎症という状態が続くと腎臓がダメージを受け、機能が戻らなくなります。
そうなるとその腎臓は尿を作れなくなり、逆側の腎臓に負担がかかり、腎機能は徐々に低下していきます。
両方の腎臓に結石が詰まった場合は急激に腎機能が低下し、場合によっては24時間以内に亡くなってしまうこともあります。

このように尿管閉塞は命に関わる非常に危険な病気です。

そして厄介なのは尿管閉塞は症状がわかりにくいことにあります。
尿管閉塞の症状は、元気がない嘔吐している、などのおしっこには関係ないような症状のこともあります。
ただし、腎臓への負担が増えると自宅での飲水量と尿量が増加します。
これは非常に重要な症状ですので普段から飲水量と尿量を見る癖をつけておいて下さい。

そのため、一見分かりにくい症状でも腹部超音波検査で腎臓をチェックしておくのが必要があります。

もし尿管閉塞があれば腹部超音波で拡張した腎臓や尿管が発見できます。

尿管結石の治療は内科的にお薬で尿管を広げて自然に結石が流れるのを待つか、外科的に尿管結石を摘出するかの2通りの治療があります。
年齢や結石の状態や尿管の拡張具合を見て決めることが多いですが、約3日間内科治療をして流れない場合は外科を選択すべきとのガイドラインもあります。

外科治療は尿管から直接結石を摘出する方法と、腎臓から膀胱にドレーンを入れ、別の尿の通り道を形成する手術がありますが、結石の数や位置などで決めることが多いです。

最近とても多い病気のため、上記のような体調の変化があればすぐに来院してもらえればと思います。

 

動物病院京都 ねこの病院
小川 修平

お外の世界

動物病院ねこの病院 副院長 小川 修平です。
梅雨入りでじめじめしていて早速自宅ではエアコンと扇風機のダブル使用です。
6/19からプロ野球が開幕しましたね!(私は小学生の頃から中日ドラゴンズのファンです)
選手たちにはこの閉塞感を吹き飛ばしてくれるようなプレーを期待します。

自粛期間中は基本的に自宅で料理をすることが多く、はからずも料理の腕が上がりました。
ドライカレーを作る機会が多く、玉ねぎのみじん切りのレベルが徐々に上っています🤔

 

さて、本題です。私は、本院の夜間診察にも週に2日入っております。
夜間診察は日中に比べると状態が危ない猫さんが来るケースが非常に多いです。

特に多いのが
①呼吸が速い
②ぐったりしている
③何回も吐いている

という症状です。
どれも非常に危ない病気の可能性があるのですが
最近はこれら以外にも多いものがありました。

それが、お外で車に轢かれたという主訴です。

車に轢かれると
①腹部臓器の損傷、出血
②肺挫傷
③肋骨骨折、気胸
④脳挫傷、出血
⑤手足や骨盤の骨折

などが起こります。骨盤骨折のレントゲン

 

懸命に治療を行うのですが残念ながら亡くなってしまうことが多いです。

 

要するに何を伝えたいかと言うと、
猫さんを極力、外に出さないで欲しい!ということです。

家猫さんの寿命が約15歳、外に出る猫さんの寿命が約13歳と言われています。

やはり外に出る子は感染や外傷のリスクが伴うため短命です。

うちの猫もベランダから隣家のベランダに逃走したことが何回かありますが、基本的にドアを開け閉めする際は猫さんが外に行かないようにケージの中にハウスするなど対策をしてあげて下さい。

そして万が一外に出てしまった時のためにマイクロチップを入れて置いてください。

マイクロチップは当院に来られた際か電話で問い合わせていただければ事前にご準備致します。

動物病院京都 ねこの病院
副院長 小川 修平