診療予約

ブログ

年末年始のホテルの様子

2017.01.07

スタッフブログ

こんにちは。動物病院 京都「ねこの病院」看護師の大橋真美です。
お正月も終わり、そろそろ生活のリズムが元の生活に戻りつつある頃ですね。
私は、初詣に行ったくらいでお正月らしいことはなにもしていません(+o+)

動物病院 京都「ねこの病院」は上京区に開院し、早1か月が経ちました。
年末年始、ねこの病院では、ホテルが満室でしたヽ(^o^)丿
そんなホテルのご様子を写真にてご報告・・・

みんながこっちを向いているときを激写!!
みんな思い思いにホテルをリラックスしているようにも見えますね(#^.^#)

キャットタワーで遊んだり、

 

ごはんを食べてみたり・・・

 

 

そのおもちゃはあまり好きじゃないです((+_+))
と言ってみたり・・・


ちょっと隠れてみたりして・・・

 

大橋もホテル中のみんなとのんびり遊んでました。

 

おいちゃんもこんな様子(#^.^#)
みんなホテル後は体調を崩したりしていませんか?
またのご利用お持ちしております(^o^)
また、一緒に遊ぼうね(^_-)-☆

動物病院 京都 ねこの病院
大橋 真美

動物病院 京都 「ねこの病院」11月25日開院いたしました!

2016.11.26

スタッフブログ

こんにちは、動物病院 京都「ねこの病院」看護師の山脇友香理です。
今年は11月後半になり寒さも一段と厳しくなりましたが、おうちのねこちゃんは体調崩されていませんでしょうか。
冬場は飲水量の低下によりおしっこトラブルを起こすねこちゃんが増えますので、おトイレの回数や尿量には十分注意して見てあげてくださいね。

さてさて、11月25日に動物病院京都はねこだけを診る「ねこの病院」を京都市上京区に開院いたしました。
(本院は京都市北区・右京区・上京区の境の北野白梅町にあります)
それに先駆け、22日、23日には内覧会を開催させていただきました。
内覧会の様子は本院ブログにもご紹介させていただいておりますが、こちらでも少しご紹介させていただきます。dsc_0330 dsc_0322

内覧会では皆様に院内の様子を自由に見ていただきました。
「ねこの病院」ではねこだけしか診察を行いません。
ですので、待合室は他の動物の匂いや鳴き声がしないので、落ち着いて待っていただくことができます。
診察室は2部屋あり、1つは扉を閉めると外部の音が聞こえにくくなるので、物音に敏感だったりデリケートな性格のねこちゃんに落ち着いて診察を受けていただけるようになっております。
また、診察自体も「さりげない診察」を心がけ、ねこちゃんに少しでもストレスをかけない診察スタイルを目指しております。
入院・ホテルのお部屋も大変静かな環境となっておりますので、落ち着いた環境でゆったりを過ごしていただくことが可能となっております。
今回の内覧会で皆様に好評だったのが、なんといってもキャットウォーク!!
ねこちゃんは高いところだったり、お外を見るのが好きという特性を活かして設計してあります。
時間帯によっては本院ではおなじみの「まいこちゃん」とスタッフの愛猫「にまめちゃん」の運動会が見られるかもしれません(*^^*)
dsc_0283dsc_0282

25日の開院日にはABC放送の撮影も来ていただきました。11月30日水曜の夕方の朝日放送「キャスト」にて紹介される様です。(放送されなかったらごめんなさいm(__)m)dsc_0335dsc_0340
当日診察に来られていたイケメン「けんちゃん」は診察後自由に行動し、獣医師谷田に遊んでもらいご満悦(^o^)dsc_0337初めての場所で興味津々!!パソコン上の自分のカルテを覗き込んでおります!!

そして、開院2日目にはキャットタワーを診察室に設置しました!
今日の来院されたねこちゃんもキャットタワーに登って行動を観察、初めての場所でややドキドキ♡
静かな環境でゆったり診察ができるので、ねこちゃんたちも落ち着いていました。
今後も日々の様子やホテルのねこちゃんの様子などお伝えしていこうと考えておりますので、よろしくお願い致します。

動物病院京都
ねこの病院
看護師 山脇 友香理

ねこの口内炎のお話

2016.11.15

スタッフブログ

最近、食べ方が下手になってよくご飯を口からこぼす。口の周りをよくこすっている。
そんな変化起こっていませんか?
口を気にするという症状では、いくつかの原因が考えられますが、ネコさんということを考慮すると、口内炎が一番多いと日々の診療では感じています。
ネコさんの場合だとポチっとどころでなく、口の奥までひどく潰瘍ができていたり、炎症がきつくなってしまっていることもあります。

・口臭がキツくなる
・唾液に血がまじる
・口を頻繁に気にする
・口を痛そうにしてご飯が食べられずに痩せる
などの症状がでていると要注意です。

難治性歯肉口内炎と呼ばれるこの疾患は、ネコの数%にみられると言われています。

原因は口腔内の細菌、免疫低下を引き起こす猫エイズウイルスや猫白血病ウイルス、その他ウイルスの関与、また免疫反応の異常が関与すると言われていますが、まだはっきりとはわかっていません。
blog_img_01 blog_img_02

上記の画像は、左はいわゆるネコさんの口内炎、右は正常の口腔内写真です。
黄色矢印で示す部分には口腔の後部(口峡部)の粘膜に著しい炎症と肉芽様組織の増生が起きています。ここまでなると、食事が喉を通るときに、触れてしまって、ひりひりして口が痛くてまともにご飯を食べることも多く、できなくなります。
治療としては、一般的に①内科的治療と②外科的治療が行われます。

①内科的治療
抗生物質、ステロイド剤や消炎鎮痛剤、インターフェロン
②外科的治療
抜歯(全臼歯or全顎歯抜歯)、歯石除去

内科的治療ですが、一時的に症状の改善が見られたとしても、完治することはなく、投薬をやめると再発することがほとんどです。最も効果的なのはステロイド剤ですが、使い続けるうちに効果が悪くなったり、副作用の問題が現れてきます。

完治を目指すには、外科的な治療が必要になります。通常は全臼歯抜歯を行って、数ヶ月経過を確認し、効果がない場合は全顎抜歯を行います。全臼歯抜歯の治癒率は60~70%、全顎抜歯では更に+10~20%と言われています。
自分の身で考えると、ご飯をおいしく食べられないのはすごく悲しいことですね。猫さんたちの
口に出来ない口の訴えを見逃さないようにしてあげてくださいね。