2022.02.28
スタッフブログ
こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院 院長の谷田美和子です。
この一週間「誤食」での来院がなさそうでホッとしています。
さて、前回子猫のエネルギー発散の重要性についてお話しましたが、
いよいよ、ご対面の準備をしないといけません。
一般的なご対面の仕方は以下が良いとされています。
それを受けて、谷田が実施していた方法がこちら。
【図 差し替え予定】
・・・・・・しかし・・・
さすが、多頭飼育で14年過ごしていただけのことはあり
「完全無視」を決め込むくりさん。
まぁ、これくらいの反応のほうがよいのですが・・・
一般的なやり方が谷田家では無意味だなと感じた瞬間でした。
そうこうしている間に、陽坊っちゃんが隔離の柵を飛び抜ける頻度が増え
一緒の空間で過ごすようになったことは言うまでもありません。
~多頭飼育を始める方へ~
谷田家の子たちは小さい頃から多頭飼育に慣れているので、
今回もあまり抵抗なく受け入れてくれましたが、
一人っ子生活が長い猫ちゃんだとうまく行かない場合があります。
多頭飼育を成功させるコツは『無理をさせないこと』だとおもいます。
「絶対仲良くなってほしい!!」「猫団子で寝てほしい!!」
というのを無理強いしないであげてください。
同じ猫でも性格もパーソナルスペースもそれぞれです。
(※クラスでも日常話したりはするけど、あまり一緒に遊ばない人っていませんでしたか?)
離れ離れで寝ていても、
『顔を合わせるなり怪我をするような喧嘩をする』
というのがなければ花丸だと思います!
動物病院 京都
ねこの病院
院長 谷田美和子