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谷田家にゃん日誌 vol.27 ~女の子のねこちゃんへ~

2021.04.29

スタッフブログ

こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院院長 谷田美和子です。

 

今週末からGW期間に入ります。
ねこの病院も休診日がありますので、皆様HPにてご確認くださいね。
GW期間(4/29~5/5)の診療案内 | 動物病院 京都 ねこの病院 (neko-kyoto.jp)

 


今回は避妊手術を受けていないねこちゃんの飼い主様に呼んでいただきたい内容です。

谷田が動物病院 京都グループに入ってから思ったこと、

それは……

「生殖器疾患めちゃめちゃ多いやん!」

です。
(ここでは生殖器疾患とは卵巣や子宮の病気を指します)

当時はわんちゃんの診察も行っていたので、割とこのあたりの疾患が頻発。

 

……?何をそんなにびっくりしているの?

というところですが、2015年当時 谷田家の女の子(ねこちゃん2匹、わんちゃん2匹)が

避妊手術をしていなかったのです……

そして事件は立て続けに起こります…

 

〈ちびさん〉
何か元気がない、食欲がない、お腹張っている気がする…
ということでエコー見てもらうと子宮に水が溜まっていました…
2016年5月25日 避妊手術

〈くりさん〉
発情期がやたらと長い、痩せてきた
※通常数日~1週間ほど鳴いく、1週間ほど静かというサイクルを
 2~3回繰り返すだけだったのが、数カ月にわたって鳴いている
2016年7月14日 避妊手術→結果子宮水腫

 

わんちゃん達も2016年に立て続けに手術をしました。
谷田がどれくらい怖がっていたのかお分かりいただけると幸いです。


と、いうわけで

避妊手術をしていないねこちゃんは、

中高齢になってから生殖器疾患(子宮や卵巣の病気)が増えてきます。

最悪の場合、子宮の中に膿(細菌感染)が溜まってしまい、

細菌に体が負けて命を落としてしまうケースもあります。

「避妊手術をする機会を逃したわ」という方も、今一度避妊手術のことを検討いただけると

嬉しいです。

 

 

動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子