2021.02.08
スタッフブログ
こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院獣医師の谷田美和子です。
最近は少し日も長くなり
日中は温かいことも増えましたね。
お休みの日なんかは少し気分転換にお出かけしたいのですが、
まだまだ新型コロナウイルス感染症が油断ならない状況なので控えています。
早く過ごしやすい日常に戻ってほしいものです。
さて前回、前々回と少し暗めのお話が続く谷田家にゃん日誌。
そろそろ明るい話題に行きたいのですが、今回もまたしても暗めのお話です。
(※時系列でお話しするとどうしてもこうなってしまいました…)
谷田家にゃん日誌vol.18 で谷田家の仲間入りを果たした
「詩蕗美(しろみ)」ちゃん
実は拾ったときから、今までの子と違うことがありました。
・ケージの中でくるくると同じ方向に回る
・音に対して反応がない~鈍い
※掃除機まったくもって平気(たまに異常じゃない子もいますよ)
当時、通院していた病院からブルーアイのねこちゃんは
聴覚障害が出やすい
と聞いていたので、おそらくそれだったのだと思います。
加えて、過剰にくるくると同じ方向に回ることから
前庭(耳の奥の部分)の病気や脳神経系の病気も疑われる子でした。
そんな詩蕗美ちゃん
寝るときはロールケーキのように縦巻きで寝るのがスタンダードでした。
これがまた可愛かった!!
ところがある日、横巻ロールになっていたそうです。
それが2015年2月5日。この日に詩蕗美ちゃんは虹の橋を渡りました。
少し前からちょっと調子を崩していたそうですが
しんどくないように治療をして、最期は苦しまずに
どんちゃんや美艶ちゃん+先代わんこたちが待っているお空に旅立ったそうです。
またもや、谷田は最期に会えていません…試験勉強真っ只中でした。
この1カ月後くらいに、谷田は無事に試験を終えました。
きっと、今まで見送ってきた子たちが力を貸してくれたんじゃないかと思っています。
(※試験会場に写真持って行ってましたしね)
これまで3回程悲しいお話が続いてしまいましたが
ここからは、すこしでも楽しくいければなと思っていますのでよろしくお願いします!
もしも、ご自宅のねこちゃんで
「谷田家の詩蕗美ちゃんと同じような症状があるわ!」
というかたは、お気軽にご相談くださいね。
行動の異常かも⁉と思われる場合は動画撮影して見せてもらえると
すごくうれしいですし、助かります。
動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子