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誤食に注意!

2020.06.16

スタッフブログ

こんにちは。動物病院京都 ねこの病院 小川 修平です。

緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常に戻ってきたような雰囲気がありますね。
お気に入りの飲食店なども再開し始めて嬉しい限りです(まだ安易に外出はしていませんが)。
ただ、StayHomeはそれはそれで、テイクアウトをするお店が増えて自宅にいながら
お気に入りのお店の味が食べれるので嬉しかったりします(私は上七軒にあるdeicoというスペイン料理のお店が大好きです)。
このまま上手にテイクアウトを組み合わせていければなあと思います。

本日は最近多い、猫さんの誤食についてです。
食べるものは様々ですが特に多いのが
・おもちゃの紐
・マットの切れ端
・おもちゃの一部

などです。

特に猫さんに人気なのはジョイントマットの様です。
食べられないところに隠した!と思っていても何のその、うまいこと引きずり出して食べるのが猫さんです。

もしご自宅の猫さんが何度も嘔吐する、液体を吐き戻す、などの症状があればすぐに来院してください。
超音波検査やレントゲン検査ですぐに異物が分かる場合があります。

異物をそのまま放置すると脱水症状や細菌感染、腸に穴が開き、死に至ることもあります。

異物が見つかれば外科手術で異物を摘出します。
胃や十二指腸に異物がある場合は内視鏡で負担が少なく異物を摘出できることもあります
(内視鏡を実施する場合は本院の動物病院京都で実施します)。

 

また、吐き戻しが多い場合には他にも胃腸炎や膵炎、腸の腫瘍などの可能性も考えられので
その場合も一度ご相談ください。

動物病院京都 ねこの病院
小川 修平