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ねこちゃんもメタボの時代・・・

2017.03.17

スタッフブログ

こんにちは。京都市上京区のねこの病院件、京都市北区北野白梅町の動物病院京都の看護師 山脇 友香理です。
3月も残すところあと2週間となりましたが、まだまだ寒い日が続きますね。
例年ならサクラの開花予想がそろそろ発表される時期かと思いますが、今年はまだのようですね。
寒いのが苦手な私にとっては春が待ち遠しくて仕方ありません(>_<)

さて、今日はねこちゃんの『メタボ』についてお話します。

『メタボ』、『肥満』は人間の方でも気付いてはいても気付かないふりしたいもの・・・
美味しそうなお菓子やご飯が手軽に口にできるように食生活が時代とともに変化してきた結果だと思います。
ねこちゃんも同様、昔はペットショップにも今みたいにたくさんの種類のフードや缶詰、おやつなんてなかったはず。
でも最近はねこちゃんのおやつもものすごくたくさんの種類が販売され、味も美味しくなりグルメなねこちゃんが増えています。
そして気付かないうちに『肥満』への道は始まっているんです!!
おやつを喜ぶからつい・・・といってあげていたもの、ちょっとした食べ物のつもりが実はビッグカロリーなんです!
「最近ちょっと太ったな。でも700gの増加だからたいしたことないか」と思っていませんか?
例えば3kgのねこちゃんが700g増の3.7kgになった場合人間に換算すると58kg→71.5kgになったことになるんです!そう考えると700gって決してたいしたことない数字じゃないんです!

では肥満になると何がいけないのでしょうか。
ねこちゃんの場合肥満は「糖尿病」「心臓病」「尿石症」「関節炎」のリスクを高くしてしまいます。
糖尿病になってしまえば、インスリンの注射が必要になったり、糖尿病用のご飯を食べないといけません。
心臓病になってしまうと、投薬管理が必要になったり、最悪突然死したりしてしまいます。
また尿石症も同じくおしっこが出ない状況になると命を脅かすこともあります。
関節炎になってしまうと、今までキャットタワーや高いところが好きで登っていたのが登れなくなってしまったり、
自由に走り回れなくなったりします。
大切な愛猫たちがこういった状況になってしまうと飼い主としてはとっても悲しくなります。
こうならない為にも日々の体重管理はねこちゃんが元気で長生きしてもらう上で必要なことです。

現在ねこの病院と動物病院京都本院ではダイエットに取り組みたいと考えておられる方にこのような
ダイエット食の500g現品サンプルをお配りしております。

また、食事量の相談も行っておりますので、お気軽にスタッフまでお尋ねください。

動物病院京都
動物病院京都 ねこの病院
動物看護師 山脇 友香理