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なんでも食べてしまう猫さんへ

2017.03.23

スタッフブログ

こんにちは!

京都市上京区の動物病院京都 ねこの病院 獣医師の中西です。

カメラが趣味の私は最近、北野天満宮に梅の写真撮影にいってきました。いい天気で梅がきれいに咲き、メジロの姿もみられ、多くの人が訪れていました。また、今年初のおみくじもひいてみましたが、「凶」を引いてしまいました。

「梅」・・・「凶」・・・。そんなわけで今日は異物摂取についてお話します(※梅は中毒物質です)。

 

ねこさんが間違って食べてしまうもので多いのは、ねこじゃらし状のおもちゃや糸などの「紐状」のものです。ねこさんはこれをで遊ぶのが大好きなのですが、そのまま遊んでいるうちに飲み込んでしますことがあるのです。紐なんて飲み込んでも大したことないと思われるかもしれませんがとんでもない!これがお腹の中でひっかかってしまうと腸が巾着の紐のようにまとまってしまい、最悪腸が破けてしまい腸の内容物がお腹の中にもれてしまいます。また、紐状のものが腸の奥の方にまでいってしまうと、お腹を開けてとるしかありません。

 

他にも、ビニール袋をたべてしまったり、掃除用の洗剤や車の不凍液をなめてしまったりと不適切なものを食べてしまうことがあります。

一番大事なことは予防です!ねこさんの手の届く範囲に飲み込んでしまうもの、有害になってしまうものを行いようにこころがけるようにしましょう。

 

それでもなにか食べてしまった!なめてしまった!ということがありましたらすぐにお電話をしていただくようにお願いします。その際に、「いつたべたのか」「何をたべたのか」「どのくらい食べたのか」といったことをできるだけ具体的に伝えるようにしてください。

 

ねこさん、飼い主さん、どちらも健康にすごせるのが一番ですので、こんなことが起こらないように気を付けてあげましょう。