2020.10.05
スタッフブログ
こんにちは。
動物病院 京都、ねこの病院院長の谷田美和子です。
すっかり気候が秋めいてきています。
もうそろそろ本院の動物病院京都前のイチョウ並木も黄色に染まるでしょうか…。
さて、目が不自由であると言われたどんさん。
このまま無事に成長できるのか?それとも何やらまたやらかすのか⁉
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目の問題を抱えながらも
それなりに元気に過ごしてきていた、どんさん
そんなさなか…
「なんか出た!」
と、母……
みると、うんちに糸みたいなのがくっついている⁉
※実際の写真がないので参考で↓
病院にいくと
「おなかに寄生虫がいるね」と言われました…
ねこちゃんの寄生虫にはいくつか種類がありますが、
どんさんの場合は「回虫」という虫に感染していたようです。
駆虫薬を飲んで、再度うんち検査を実施して治療終了
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さて、今回のポイント
①うんちに白っぽい何かがついている場合素手で触らない!
②うんち持参or写真を撮って病院へ!(寄生虫の種類を調べます)
③子猫を迎えた際は、一度はうんち検査を実施!
子猫さんには比較的多い
「消化管内寄生虫感染」(要するに腸の中に虫がいる)は
子猫さんが食べたご飯の栄養を虫が取ったり、腸の粘膜を傷つけるので
・成長が遅い
・下痢
・食欲低下
などの症状を引き起こしかねません。
詳しくは別のブログにてご紹介しますので合わせてご確認ください。
では、来週も皆様と元気に会えることを楽しみにしています。
※なるべく毎週月曜更新を目標に頑張ります!
動物病院 京都
ねこの病院院長 谷田美和子